心身を調える三つの心がけ
2025.1.18皆さまは、人生の中で何を感じ、「どのような答え」を自らの手で導き出しましたか? ひまわりの店主が日頃から心がける「三つの言葉」です。
▼感謝
店主が大切にする第一の心がけは「感謝」です。自己啓発の源流、アドラー心理学では「全ての悩みは『対人関係の悩み』である」と言い切ります。自意識が強いと人間関係の摩擦は強くなります。また、感謝と対にある怨嗟(えんさ)の情、「怒り」に捉われれば、他者からの言葉は心に響かず、自意識の働きは増すばかり。対人関係は悪化の一途を辿ります。
全ての悩みの原因である「対人関係」を円滑にするため。たった一言で、一生行うべきことを表現する言葉は「感謝」です。それが、ひまわりの店主が人生で得た答えであり実感です。
▼呼吸
瞑想の基本は「意識を息に戻す」こと。私たちの日常の意識では、浅い呼吸しかできていません。意識してお腹から息を吐き切ると、肩の位置が下がり、力の抜けた感覚が得られます。息を吐き切って「力を抜いて生きる」こと。脱力すれば「心にゆとり」が生まれます。また「人生のゆとり」も感じられるようになります。これが第二の心がけです。
▼掃除
第三は「掃除」です。当店の代名詞である「ひまわり式足もみ」は、足裏に溜まった毒素、老廃物の掃除ですが、身体外部の掃除も、もちろん大切です。仏教では、座禅が静の瞑想なら掃除は「動の瞑想」と呼ばれます。徹底した掃除は、空間の塵だけでなく、心の塵(雑念)も払い、脱力と同様「心のゆとり」を作ります。
心身を調える三つの心がけ。感謝の念を中心に据え、意識を息に戻し、徹底して掃除をする。禅寺の雲水のようなライフスタイルを実践し、生活のすべてを使って、練り上げた氣構えを、施術に集約させて、人に伝える。それが、ひまわり店主の感ずる「人生の意義」となります。